Jupiter Notebook
Pythonを動かすために、前節でインストールしたAnacondaの中のJupiterNotebookを活用していきます。
Jupiter Notebookとは、Anacondaの中にあるPythonを動かせる環境のひとつです。AnacondaはJupiter Notebookのような開発環境がいくつも集まってできています。その中でもJupiterNotebookは扱いやすく、広く使わているため今回採用しています。
以降は、このJupiter NotebookをつかってPythonの解説を行いたいと思います。
Anacondaの起動
Windowsの場合
図0-2-1のようにデスクトップのスタートボタンから「Anaconda」を選択します。

中に図0-2-2のように「Anaconda navigator」があるので、クリックして、Anacondaを起動します。

しばらくまって、図0-2-3のような画面に変われば、完了です。途中Anacondaのロゴやコマンドプロンプト(黒い画面)がでるとおもいますが驚かないでくださいね。

Macの場合
Macの場合、メニューバーからアプリ一覧を表示します。(図0-2-4)

アプリ一覧を開いたらAnacondaのロゴマークをクリックします。Windowsの場合と同じように図0-2-3の表示になれば完了となります。

Jupiter Notebookを使う
ここからはWindows、Mac共通なので一緒に説明していきます。先ほどの図0-2-3の画面から「Jupiter Notebook」選択します。(図0-2-6)

すると以下の図0-2-7のような表示になります。これは、パソコンでいうフォルダのようなものでJupiterNotebookのなかに読み込まれているファイルを表示しています。よくわからんという方は気にしなくても大丈夫です。

ここに皆さんがPythonを勉強するためのフォルダを作りましょう。画面右上の「New」とあるところを押し、「Folder」を選択します。(図0-2-8)

するとフォルダ一覧の画面に「Untitled Folder」が新たに出現します。(図0-2-9)

「Untitled Folder」の左横のチェックボックスにチェックを入れ、画面左上に表示される「Rename」ボタンを押すと名前を自分の好きなものに変更できます。ここではフォルダの名前を「Study」に変更しておきます。 (図0-2-10)

変更したら、「Study」または「自分のつけた名前」のフォルダをクリックして開き、画面右上の「New」をおし「Python3」を選択します。(図0-2-11)

画面が移り以下の図0-2-12のようになれば設定はすべて完了です。赤い四角で囲った部分についにコードを書いていきます。

ちなみに画面上部に「Untitled」と書かれている部分はファイル名です。変更したい場合は「Untitled」をクリックすると簡単に変更することができます。
ついに、プログラミングするところまで進むことができました。
ここまでこのややこしい環境構築に付き合ってくださった方本当にありがとうございました。
次回からは実際にPythonを書くことができますので、ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです。
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