Anaconda+VScodeの環境の作る方法を解説

コラム

Anaconda+VScodeの環境を作る方法を解説

 Anacondaを使っていて、JupiterNotebookだけじゃなくて普通のエディタでもPythonを動かしたい!だけどAnacondaの中のパッケージも引き継ぎたい!と思うことはありませんか?

この記事では、私が行っているVisual Studio Code上でAnacondaの仮想環境を使用してPythonをうごかす方法を紹介します。

pathとか言われてもよくわからないという方でもできるように、画像を使ってわかりやすく説明しているので、是非ご覧ください!

使用環境

 今回検証した際に用いた環境は以下の通りです

バージョン
OSWindows10
Anaconda4.10.3
VS Code1.59.0

Anacondaで仮想環境の作成

 ここでは、VS Codeを実行する際に使用するAnacondaの仮想環境を作っていきます。

今までAnacondaを使ってきた人はそれまでにインストールしたPythonのパッケージが、そうでない人もデフォルトでよく使われるパッケージがAnacondaのbaseと名前の付いた環境にインストールされています。

今回はそのbase環境をコピーし、新たな環境をAnacondaの中に作り出します。そして、作成した環境でVS Codeが動作するように設定をしたいと思います。

イメージとしてはこのような感じです。(図1)

図1

では早速はじめていきましょう!

 まずAnacondaのインストールが必要ですが、Anacondaのインストールについては以前記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。

0-1 Pythonの環境構築
AnacondaでPythonの開発環境を作る方法をご存じでしょうか。この記事では、mac,windowsどちらの場合でもインストールする方法を解説しています。Anacondaのインストール方法を知りたい方は是非ご覧ください。

インストール完了後、Windowsのスタート画面からAnacondaを選択し、その中のAnaconda Promptを開きます。Anaconda Promptが立ち上がると、以下のような画面が表示されます。(図2)

図2

このAnaconda Prompt上に、base環境をコピーして、新しく環境を作成するコマンドを入力していきます。

環境の名前は何でもいいですが、できればPythonのバージョンなどの情報が分かるような名前の方がいいので、今回はpython3.8の環境であることが分かるように「py38」という名前にしておきます。

conda create -n py38 --clone base

コマンドを入力してからしばらく待つと、環境が生成されます。

確認のために以下のAnaconda上の環境一覧を見るコマンドを入力し、ちゃんと環境ができているか確認してみましょう。

conda info -e

入力後、以下のような表示になれば成功です。?の部分は人によって違います。

# conda environments:
#
base                  *  C:\Users\????\Anaconda
py38                     C:\Users\????\Anaconda\envs\py38

*の記号は現在いる環境を表しています。上の例ですと、今はbase環境にいることが分かります。

これで新しくbase環境をコピーしたpy38環境を作ることができました。Anaconda promptは最後まで使うのでまだ閉じないでまっていてくださいね。

Visual Studio Codeのインストール

 次にVS Codeのインストールを行います。インストールは簡単で、公式サイトからダウンロードするだけです。

Googleなどで「Visual Studio Code」と検索し公式サイトにアクセスするか、以下のリンクからアクセスしてください。

 Visual Studio Code – Code Editing. Redefined

Visual Studio Codeの設定

 VS Codeがインストール出来たら、設定に移ります。ここではVS CodeにPythonをインストールと、英語が嫌な方のために日本語化も行います。

インストールしたVS Codeを開きます。するとおおむね図3のような画面になると思うので、下の図3で赤く囲ってある部分をクリックします。

図3

クリックするとVS Codeの拡張機能検索欄が表示されるので、そこに「Python」と入力しましょう。(図4)

図4

図4にある、Microsoftが提供しているPythonを「install」とあるボタンをクリックしインストールします。

英語になっているのが嫌な人は、続けて検索欄に「Japanese」と入力しましょう。(図5)

図5

先ほどと同じように、図5にある「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストールボタンからインストールします。インストール完了後、VS Codeを一度閉じてからもう一度開くと、日本語になっています。

パスの設定

 次にパスの設定を行います。パスとはパソコン上のデータの住所のようなものです。よくわからなくてもこの通りにやればできるはずですので、是非参考にしてください!

設定を行うにはVS Code画面左下の歯車のマークをクリックし、「設定(英語の人はsettings)」を選びます。(図6)

図6

検索欄が出てくるので設定個所を検索します。 ここではPythonのパスを設定します

図7

まずは、Pythonのパスからです。検索欄に「python.pythonpath」と入力し、Pythonのパスの設定画面に移ります。

(2022.07.26追記)「python.pythonpath」と入力して何も見つからない場合、VS Codeの拡張機能である「Python」をインストールした、「設定」から検索欄に「python」と入力しましょう。すると、「Python: Default Interpreter Path」という項目が見つかるかと思います。そこに以下のパスを設定しましょう。

そこに仮想環境を構築したときに表示させた画面に載っている、(わからない方はこの記事の上部の「Anacondaで仮想環境の作成」を参照)

# conda environments:
#
base                  *  C:\Users\????\Anaconda
py38                     C:\Users\????\Anaconda\envs\py38

 「C:\Users\????\Anaconda\envs\py38」または 「C:\Users\????\Anaconda」(多分こちらの方だとすべての仮想環境を指定できるのかも) の部分を入力しましょう。(図8)

図8

保存ボタンなどは特にありませんが入力できたらそれで特に何もしなくて大丈夫です

Windows PowerShellの設定

  最後にWindows PowerShellの設定を行います。VS Codeではデフォルトのターミナルが Windows PowerShell になっているためこのWindows PowershellでAnacondaを使えるように設定する必要があります。

まずはAnaconda側の設定からです。Anaconda Promptの画面に Windows Powershellを使えるようにするコマンドを入力します。スペースは半角ですのでご注意を!!!

conda init powershell

入力できたらWindows Powershell側の設定も行います。Windowsのスタートメニューから Windows Powershell> Windows Powershell右クリックで選択します。(図9)

図9

右クリックで開いたメニューの中から「管理者として実行」を選びます。

Windows Powershellを管理者として実行からひらくと赤字で警告文が表示されると思いますが、無視して以下のコマンドをその部分に入力、実行します。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

コマンドを入力すると、実行ポリシーを変更するか聞かれますが、「y」をPowerShell上に入力、実行し承諾します。

以上でVS CodeのWindows PowerShellがAnacondaの環境を使うことができるようになりました。

よくあるエラーとその対処

 最近一部の人で、conda activeの部分でエラーになるようになったとの報告がありました。その対処に関しましてはこちらの方のブログが有効でしたので掲載しておきます。

Windows PowerShell 上の conda 問題|abechanta|note

まとめ

 以上をもってすべての設定が完了しました。もう一度VS Codeをひらいて左下で実行する環境で「py38(または自分のつけた名前)の環境を選択すれば以降はVS CodeでAnacondaの環境をを使うことができるはずです。(図10)

図10

今回の記事はいかがだったでしょうか?今回の記事はあくまで私がいつも行っている環境構築の方法ですので、何かご指摘等ございましたらお問い合わせの方から教えていただけると幸いです。

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